コンクール
お久しぶりです。琴音です!
今日は、とあるコンクールのエキシビションに出演してきました。
小学5年生から、コンクールには出場してきました。
最初の頃はわけもわからず、連れてかれて、踊って、結果が出て…でした。
でも色々回りが見えるようになって、同世代でこんなに踊れる子がいる…怖い…悔しい…怖気付くばかり。
中高生の間も毎年、お正月のコンクールに出場してはいましたが、あの異様な雰囲気が本当に苦手でした。
たかだか1分ちょっとのバリエーションで、良い・悪いを判断されてしまう。
どれだけ練習してきても、緊張して、普段は出来てることも出来なくなってしまう。
上手そうな雰囲気の子たちに気圧されて、自分のことに集中できなくなってしまう…
正直、やはりスタイルが良いほうが良い評価をされる世界ですし、少なからず「コネ」もある世界。
私もそれで悔しい思いを沢山してきました。
バレエを習う上で、必ずしもコンクールに出ることがステータスではありません。
出たい人は出ればいいし、出たくなければ出なくてもいいんです。
向き不向きもあります。
それは身体的にも、精神的にも。
私は精神的に不向きなタイプでした。
それでも、コンクールに出る理由。
「自分のためになるから」
…ありきたりで当たり前な事を言いました(笑)
すみません。笑
でもこの歳になって、自分の経験してきたことを振り返ってみると、本当にそうでした。
1つのバリエーションを、飽きるまで何度も踊り込む。
一発勝負に、自分の出来ることの全てを発揮する。
失敗をして悔しい思いをする。
予選落ち・入賞を逃して、悔しい思いをする。
コンクールに毎年出ていたあの頃は、毎回そんな思いをすることが苦痛で仕方なくて、だけどもしかして予選通過するかもしれない、入賞するかもしれない…と思って出ていました。
その思いこそが大事だったんだな、と。
今本当に思います。
だから、出来ることなら、コンクール出場を目指してほしいです。
入賞してほしくて出しているわけではありません。
コンクールを利用して、心も身体も成長してほしいから。
そして何より、それをヤマダの舞台で活かしてほしいから!
与えられた踊りを飽きるまで踊り込むことも、一発勝負なことも、コンクールも発表会も一緒なんです。
ヤマダの先輩たちはみんな、「発表会のほうが楽しい!」と口を揃えて言ってくれます。
出てみて、もしかしたら、コンクールで堂々と踊れる度胸の持ち主と気づけるかもしれないし、発表会でみんなと一緒に作品を踊るのが楽しい!と再発見できるかもしれません。
コンクールに向けても、発表会に向けても、私が見て、感じて、得たノウハウをちゃんと伝えていきたいと思います(*^^*)
諦めずにいたら、私みたいに大人になってから結果が出ることも…ありますよ!!( *゚ー゚)
琴音